「持ち味」とは観客が期待するパフォーマンスを発揮でき得るスタイルではないだろうか。

試合は終止「守るマドリー」と「攻めるユーヴェ」というお互いの「持ち味」が全く逆転してしまい、ネドヴェド不在で攻め切れないユーヴェvsグラヴェセン、サムエル、ラウール・ブラボだけのレアル、という何だかギクシャクした試合内容であった。

ところが、アレの代わりにトレゼゲを投入した２０分後に状況は一変する。
後半30分。ネドヴェドの代わりにがんがっていたカモラネージがクロスを入れ、ズラタンが頭で落とし、トレゼゲがオーバーヘッド。今日のユーヴェでは「これしかない」という形でゴールが生まれトータルスコア１－１。

このゴールによりようやくお互いのチームらしさが出て白熱した試合となる。
ここからは見ごたえがあったなぁ。

しかしこうなってくるとユーヴェのペース。結果的には延長後半でサラジェータが決めてタイムアップ。

結果的に、延長戦まで持ち込んだカペッロの寝技勝ちといった印象。
選手のコンディションが今イチだっという事もあり、守りに入ったルシェンブルゴの罪は大きい。今日のレアルの敗戦は自爆と言ってもいいだろう。

しかし、昨日のモウリーニョと言い、一体この人たちはどこまで読めているのだろうと監督のビジョンについて感心させられた。
カペッロやモウリーニョの戦術は嫌いだが、やはり「勝つ」という監督の責任をしっかり果たすそのプロ精神には恐れ入る。
是非次はモウリーニョvsカペッロの対戦を見てみたいものだ。

[Round of 16 , 2nd leg]

Juventus 2 - 0 Real Madrid
(Agg. 2 - 1)
Match decided after extra time

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ははは。確かに！

中継でもいってたように、カペッロは１－０で延長になることを想定してゲーム・プランを組んでたようだね。前半の退屈な展開もおりこみ済みと。うちのブログ読んで勉強したのかな。
昨日のモウリーニョは試合を把握できていなかったと思うよ。後半はいつもの表情じゃなかった。でも本人は認めないだろうな。どっかのＩＴ社長と一緒。想定の範囲内って。