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2004年06月23日(水曜日)

【EURO GroupC 3rd leg】崩壊

恐らく、紙面上では「北欧同盟2-2にイタリア敗れる」等と書かれる事だろう。
実際はそんな生易しいもんじゃないと思う。

確かにイタリアはピッポが怪我で選手登録できず、トッティーが出場停止になり、カンナが累積警告、ビエリは調子が悪いなどメンバーが揃わなかった事が敗戦(?)要因として挙げられる。

しかし、1番の原因はシステムの問題にあるのではないだろうか。

予選はビエリの好調さ、ピッポの状況打開力、トッティーのアメイジングなプレーで何とか乗り切ってきたが故に個人の力に頼りすぎ、全体としてのシステムが確立できないまま今日に至ったと見える。
守るべき時に守りきれず、追加点が欲しい時に攻めきれず、という「一体今何を行うべきか」という全体の意思統一が全くできていなかったと思われる。
何度も繰り返すが、今まではマルディーニがプレー中に統制をとっていたのだろうが、彼が居ない今その綻びが一気に出てしまったと言えるのではないだろうか。これもある意味個人に頼り過ぎていた結果か。

「0-0」、「1-1」、「2-1」の勝ち点5は確かにイタリアらしいが、それだけでは勝ち上がれないという事実を今回突きつけられた。

不運と取るか、崩壊と取るかは次期監督率いる2006年W杯予選から見てみたいと思う。

GroupC最終結果

順位pt
スウェーデン
デンマーク
イタリア
ブルガリア

投稿者 親バカ1号 : 2004年06月23日 11:38

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コメント

そうなんですよねー。
「個人」と「組織」のバランス・・・微妙です。

ただ、「スーパースターを中心にチームを作る」のと、「スーパースター頼りのチームになってしまう」のとは大きく違うと思うんですよねー。

前回ユーロまでのフランスはジダン中心の「チーム」でした。
現にジダン抜きでも素晴らしかった試合は数試合ありました。

では、今回のイタリアはトッティー「中心」のチームだったのかなぁー、と思います。

難しいですね、サッカーって。

投稿者 親バカ1号 : 2004年06月24日 11:17

いやあ、三連複成立しなくてよかったっす。(笑)
それにしてもイタリア、、だよねえ。

個人への依存という傾向はイタリアに限らず、どの強国にも起こる問題ですが、今回の指摘は的を射ていると思うよ。スーパースターなんか必要ない!とかいう監督が出てきて意外と好成績を挙げたりするのだけど、そういうチームは結局のところ最後まで勝ちきれないという傾向もまたあるわけで、個人と組織のバランスの問題というのは実に微妙だと思います。

投稿者 ussy : 2004年06月24日 01:45

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